05.06.05. 
 雨中の激戦   〜担当:佐々木あすみ〜
 前日に鎌ヶ谷-マリンのハシゴをしてヘトヘト、2日もお休みではありましたが
自宅でゆっくりしようと思ってのんびり起きたら10時過ぎ。
 あ、今出発すれば、鎌ヶ谷の試合開始に間に合う・・・行っちゃえ。
 天気予報は雨予報、ンなモノ気にせずGo。
  
 試合開始前からぽつぽつと降っていた雨は、2回くらいから本降りに。
それでも傘をさして観戦している鎌ヶ谷ファン。
 熱心ですねえ、聞いた所によると、こんな天気でも270人程の入りだそうです。
○――――――
 ファイターズ先発は須永さん。
  
 6回1/3 2本塁打含む6安打無四球3奪三振3失点、まあまずまずな投球を見せてくれましたが、
やっぱりタマが軽いのかなあ、痛打を喰らう事しばしば。
 
 今年は是非とも一軍入りを狙って欲しい所でしたが、
まだ2年目ですもの、やっぱりもう暫くは鎌ヶ谷で力を付けていきましょう。
 イーグルス先発は高村さん。
  
 3回1安打2四球2奪三振無失点。
さすがに実績のあるベテラン、格の違いを見せてくれました。
 しかし折からの雨のせいか、単に投げ慣れない球場のせいか、
マウンドを気にして掘ったりならしたり、ちょっと投げ難そうではありました。
 イーグルス2番手、谷中さん。
  
 4回裏から登板、いきなり先頭の西浦さんにソロ。
  
 続くモンテさんには、アルモンテフィールドに阻まれ四球を与え、立ち上がりはナニでしたが、
しかしその後はしっかり抑えて、3回1本塁打含む2安打1四球1失点。
 高村さんにしろ、谷中さんにしろ、このクラスの投手がそれなりに投げたら、
ファームの選手にはちょっと打てないよなあ。
 試合序盤は、高村さん、谷中さん、そして須永さんの粘投で、
それなりに締まった投手戦で、6回を終わって1-2。
 試合が動き出したのは7回、疲れの見え始めた須永さんから、カツノリさんが連日の一撃。
  
 ツボにくれば飛ばすなあ、1-3とイーグルスがリードを広げます。
 続く山下さんは大きな右邪飛、斉藤さんに四球を出した所で須永さん降板。
2番手橋本さん。
  
 0回2/3、後続をピシャリと2人で抑える好リリーフ。
短いイニングなら、安定して投げられそう。
 2点ビハインドになってファイターズラッキーセブン。
イーグルス3番手、有銘さんにスイッチ。
  
 これまで沈黙していたファイターズ打線が、有銘さんに襲いかかります。
 先頭の駒居さんは三振、続く代打尾崎さんに死球をブチ当てたのがケチの付き始め、
工藤さんは平凡な二ゴロながら二塁の前田さんが弾いて一死一二塁。
 ・・・前田さん、前日の試合から守備に精彩がありません。
 このチャンスに、代打小谷野さん登場。
  
 ファームでは無類の勝負強さを見せる小谷野さん、やや泳ぎながらも
力強い打球は右中間へ、尾崎さんの代走池田さん、そして工藤さんも俊足を飛ばして生還、
3-3の同点に。
 ・・・一軍でも、小谷野さんの勝負強さを見たいなあ。
 二塁に小谷野さんを置いて、続く賢介さん。
  
 バットを折りながらも執念で三遊間へ、内野安打で生きて尚も一死一三塁。
 西浦さん倒れて二死一三塁、途中出場の紺田さんに打席が廻ります。
  
 相変わらず器用な?打撃で三遊間を破って小谷野さんを返し、
4-3とファイターズ逆転
 まだファイターズの猛攻は続きます、がんばれ飯山さん。
  
 飯山さんも右前に弾き返し賢介さんを迎え入れ、5-3と追加点。
これで有銘さんKO、打者8人で0回2/3、4安打1死球1奪三振3失点。
 この回9人目の打者になる鵜久森さんを迎えた所で、
4番手小倉さんが登板。
  
 ・・・うぁ、こんなヒトもイーグルスの二軍にいるの!?
なんかすっごい豪華な投手リレーなんですけど。
 小倉さんと鵜久森さんじゃあ、ちょっと格が違いすぎ、あっさり三振でチェンジ。
 有銘さんの乱調と前田さんの拙守があったとは云え、ワンチャンスで一気に逆転、
やればできるじゃんファイターズ。
 2点リードしてこのまま逃げ切りたいファイターズ、
3番手に先日鎌ヶ谷へ返されちゃった岩本さん。
  
 先頭の塩川さんの当たりは二遊間寄りのゴロ、これを賢介さんが・・・やらかしかけたけど、
素早く拾って送球・・・そしたら一塁の池田さんがポロ。
 ちゃんと捕ろうよう、池田さん(記録は内野安打)。
 続く前田さんの打席で今度はバッテリーミス、岩本さんの暴投(だと思う)で
塩川さんは一気に三塁へ。
  
 前田さん倒れて一死三塁、竜太郎さんがキッチリ犠飛を打ち上げて5-4と詰め寄られ。
・・・んー、勿体ない失点だなあ。
 そんなこんなで、岩本さんは1回1安打無四球1失点でした。
 8回裏、イーグルス5番手小山さん。
  
 や、イーグルスの継投豪華すぎですって。
8回先頭の古城さんが右前に弾き返したモノの、後続をピシャリで追加点ナシ。
 5-4で迎えた最終回、4番手糸井さんに締めてもらって逃げ切りましょう。
  
 なかなかのキレで、球速も出てるように見えました、
これなら大丈夫・・・と思ったら。
 一死後、山下さんがバックスクリーンへ同点ソロ。
これだけのパンチ力があるのに、何故に一軍で花咲かせられないかなあ、山下さん。
  
ガックリの外野陣、雨も強くなってるし、さっさと終わりたかったのに、って感じ?
 同点にされてしまいましたが、まだ負けた訳じゃありません。
鎌ヶ谷ファイターズには、粘りがありますっ。
 9回裏先頭の賢介さん、粘りに粘って四球を選んで一塁へ。
  
 続く西浦さんはイイ当たりながら左飛に倒れ、
紺田さんは一死から見事に・・・ちょっとけつまずいてますけど、しっかり犠打。
 そーだよう、こう云う場面では、しっかり二塁へ送る野球をやらなきゃ。
策もなくただ振り回して三振とか、最悪併殺なんて野球じゃあ勝てませんよ。
 二死二塁となって、賢介さんと紺田さんの執念を生かさんと、
飯山さんが気迫のスイング。
  
 打球は左前へのハーフライナー、左翼の平石さん一歩及ばず落ちた落ちた!
二塁から賢介さんが本塁突撃!!
  
 ファイターズサヨナラ勝ちですよう!!!お見事っ。
 賢介さん拳を突き上げて、殊勲の飯山さんに駆け寄ります。
  
  
 そして跳び膝蹴りで手荒く祝福。
ベンチからも選手が飛び出し、もうもみくちゃ。
 歓喜の輪が解かれた時には、飯山さんよれよれ(w
  
 いやはや、賢介さんも紺田さんも、飯山さんもよくやった!
みんな、雨の中お疲れ様でした。
  
 今年は下位に低迷する鎌ヶ谷ファイターズですけど、
この粘りがあれば大丈夫、今年も期待してますよ♪
 
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 球場ぐるめ。
  
 ラーメン\500ナリ。
麺類はハズレがちな鎌ヶ谷売店ですが、これはイケます。
チャーシューうま。
 
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